ガスの引越し時は、都市ガス・プロパンガス共に、開栓時だけ立会いが必要になります。

立ち合いは、正常にガス器具からガスが出ているかの確認するだけですので、30分程度で完了します。

 

いつ連絡すればよい

契約しているガス業者には、引越し日の1週間前に連絡をすれば問題ありません。

その際に、解約手続きと引越し先でも同じ業者を使う場合には新住所もお伝えしておきましょう。

他の業者、後述するガスの種類が違う場合には、引越し当日には開栓してもらうようにして下さい。

(当日ガスが使えないとお風呂もお湯すらも沸かせません。)

 

引越し先のガスの種類も確認

現在使っているガスコンロを引越し先でも使う場合、まず確認しなければいけないのは引越し先のガスの種類です。

 

ガスには都市ガスとプロパンガスの2種類があり、ガスの種類が違うと今お持ちのガスコンロは使用できません。

ガスコンロは見た目は全く同じですが異なる品番がついていて、それぞれ「都市ガス用」「LPガス用(=プロパンガス用)」と記載されています。

 

都市ガスとプロパンガスの違い

都市ガスはその名の通り、大都市圏で使用されていて、各家庭に地下からガス管を通してガスを送るようになっています。

(都市ガスの方が料金は安いですが、火力が弱い為、余計にガスを食うデメリットがあります。)

 

一方のプロパンガスは、各家庭にガスボンベを設置してガスを送る方式です。

(ガス管が通っていなくても使えるため、人口の少ない地域や山間部などではプロパンガスが使われています。

ただし、火力は高いですが、料金が高い為、今はガス料金を比較するサービスの利用がお勧めです。)

 

プロパンガス

 

間違ったガス器具を設置して使うと、火災や不完全燃焼などの事故につながるため、引越しにおいては、ガスの種類は重要な確認事項です。

 

ガス器具の梱包方法はどうやるの?

梱包については、無理に自分でする必要はありません。

引越し業者に、大型家電と同じように別料金がかかることなく運んでもらえます。

 

ガスコンロの設置は特別な道具は不要で、簡単にできるようになっているので、ガス管からの取り外しはそれほど難しくはありません。

 

ガス管から外したら、そのままの状態でお任せしてもOKですが、遠方への引越しで運送に1日以上かかるような場合は、

ごとく(コンロ部分の鍋をのせる台)や魚焼きグリルなどを本体から外して別に梱包しておいた方がよいでしょう。